映画「色即ぜねれいしょん」製作発表会見

☆原作どおり、思い描いてた通りのキャスティング

映画「色即ぜねれいしょん」の製作発表会見(7/29)に行って来ました。
前日の12時過ぎに原作を読み終えて、「これは絶対面白い映画になる!」と思い、会見を楽しみにしていました。
ストーリーは、原作者みうらじゅんの高校時代のお話で、私立の仏教系男子高校に通う文科系・童貞の主人公(みうらじゅん)が平凡な毎日から抜け出したくて、ロックに目覚めたり、小学校時代からの"憧れの君"に告白したり、フリーセックスの島(という噂)の隠岐島に同級生三人で夏休みに旅行したり、そして彼を見守る優しい両親がいて、さまざまな出会いと別れがあって成長していく様子が描かれています。

私も自分の高校時代、学校の帰りに毎日のように友達と商店街をブラブラしたり、学園祭のライブではじけたり、一つ上の先輩が大好きでどうやって告白しよう・・・と作戦を立てたりしていた事を思い出し、何だか甘酸っぱいような気持ちになりました。
そして、会見の場所は、原作の舞台でもある仏教系男子高校「東山高等学校」。
南禅寺・永観堂のすぐ近く、緑が多くて校内に足を踏み入れた瞬間、小説の中に入り込んだ気分です。

会見会場が普通の教室ということで、これまた高校時代に戻った気分で教室の椅子に座ってキャストの登場を待つ! 会場内にキャストが入場した瞬間に「あ、小説そっくり!」と思い、紹介が無くても誰が何の役かすぐに分かりました。
主役の渡辺大知(黒猫チェルシー)、お母さん役の堀ちえみ、お父さん役のリリー・フランキー、オリーブ役の臼田あさ美、ヒッピー風家庭教師役の岸田繁(くるり)、ヒゲゴジラ役の峯田和伸(銀杏BOYZ)そして田口トモロヲ監督とみうらじゅん。
原作を読んで、思い描いていた通りの人たちです。

まず、田口監督が、机の落書きでかなり会場を盛り上げ、みうらさんは出身高校であるにも係わらず、学校からは呼ばれていないと暴露し、高校時代泳げなかったために水泳の時間は碁石拾いをさせられたetc、当時の面白いエピソードを語ってくれました。
主役の渡辺大知君は、オーディションは「絶対どっきりだ!」と思っていたらしく、今日の会見も「どっきり」だと思っていたそうです。素朴で純役にぴったりです。
そのお母さんが堀ちえみさん、17歳の息子さんがいるそうで純君の本当のお母さんみたいで、お父さん役のリリーさんとも息ぴったりでした。
オリーブ役の臼田さんは、原作通りのぴたぴたタンクトップを着ていて、まさにオリーブだったし、ヒッピー家庭教師役の岸田さんとヒゲゴジラ役の峯田さんは、小説から抜け出して来たのかと思うくらいでした。
みんなが役に入り込んでいるように思えた会見でした。

田口監督は、京都は時代とともに変わっているんだけれども、変わっていない所があり、74年頃の京都をリアルに再現したいと、京都でロケをするそうです。
(私も京都に来て20年になりますが、よく分かります、笑)
最後に渡辺大知君が、"原作を読んで今の高校生として理解できないところは?"の質問に「原作を読んで、ここまで"アホ"じゃないけど、そこまでアホになれるのが逆に羨ましい」と言っていたのが印象的でした。

現在、学生生活をおくっている人、そのお父さん・お母さん、昔学生だった人、みんなに観て貰いたい映画だと思います。
公開は、2009年夏です。楽しみです。

(派遣OL  早川しん)

<監督:田口トモロヲ 脚本:向井康介 原作:「色即ぜねれいしょん」みうらじゅん著 光文社刊 出演: 渡辺大知 堀ちえみ リリー・フランキー 臼田あさ美   森田直幸 岸田繁 峯田和伸
みうらじゅん  配給:スタイルジャム>