<プロフィール>
富山県生まれ、奈良県育ち。4歳から音楽に興味を持ちクラシックピアノを学ぶ。大学3年時にジャズに転向し、大学卒業後バークリー音楽大学に特待生留学。1998年5月にジャズ作曲科、1999年8月にピアノ科をそれぞれ卒業、両科の最優秀成績の称号を授与される。1999年9月に帰国、地元関西のライブハウスから活動をスタート。2002年7月に拠点を東京に移し精力的に都内ライブハウスに出演。2003年4月よりFM東京CS放送MusicBird Jazz8「安井さち子と素敵にJazz Talk」のメインパーソナリティーとして1年間担当する。2005年2月、M&I/ポニーキャニオンから「Touch of Fortune」をリリースし、メジャーデビュー。新人ながら、スィングジャーナル誌5月号の月間売り上げジャズ部門で3位を獲得。2006年3月には、NHK奈良テレビの「この人とならインタビュー」にメディア進出した。
2007年Swing Journal日本ジャズメン読者人気投票のピアノ部門、作曲部門、ベストアルバムの3部門にランクイン。
<安井さち子さん オフィシャルHP>
http://www.sachikoyasui.com
2008年2月にM&Iミュージックから3枚目のアルバム「Enomorada〜恋人〜」をリリース、SwingJournalゴールドディスク第7期第100弾に選定されたジャズピアニストの安井さち子さんにアーマーミニョンの事務所でインタビューさせて頂きました。

Q.奈良県育ちと聞いて親近感が沸きます(^O^) どちらにお住まいでした?
A.田原本です。生まれは富山なので住宅地でした。
Q.4歳からクラシックピアノを学ばれてましたがジャズに転向したきっかけは?
A.音大に行こうと思っていましたが行かなくて、大学の軽音楽部でボーカルとキーボードを担当していました。ロックやポピュラーを演ってましたがジャズのビッグバンドのピアニストが辞められて空きが出来たのと、先輩から誘って貰ったことが名誉で好奇心もあり始めました。
最初はジャズが嫌いで、辛かったですが分からないことが分かっていくにつれて楽しくなりました。
Q.バークリー音楽大学に行かれたのは? 英語は喋れましたか?
A.こちらの大学を卒業して2年間OLをしながらヤマハのピアノ講師をしていました。バークリー音楽大学から奨学生のオーデションを受けて合格して行きました。バークリーに行かれた先輩から色々教えて貰ってたので、基本は分かりましたが英語では分からずしんどかったです。
英語は喋れませんでしたが若かったから行くことしか考えず、どうにかなるだろうと思って行きました。色々な事がありましたが、寮に行き私の名前がなかった時はびっくりしました。
Q.初めての活動はどこからですか?
A.関西からで、大阪は高槻のライブハウス、京都はキャンデイです。東京に拠点を移したのは、CDを発売したいので東京に行きたいと思う気持ちがあったのと、こちらで活動していて自然な形で行きました。

Q.新作「Enamorada〜恋人〜」について。選曲で「LEFT ALONE」を入れるのに色々あったそうですが?
A.いつもの自分と違うバラードで暗いつかみどころのない曲ですが、プロデューサーの薦めで入れました。
Q.海外録音は国内とは違いますか?
A.基本は変わりませんがプロデューサーもついて来てくれてニューヨークという違う空間、気持ちの持ち方、気合もあって今までの自分に無かったものがひき出されました。
Q.ニール・スミスさんとディビット・ウィリアムズさんについて教えてください。
A.ニール・スミスさんはサイラス・チェスナットピアノトリオのドラマーです。ディビット・ウィリアムズさんはシダー・ウォルトンピアノトリオのベーシストです。ピアニストをバックアップするのが上手くて演りやすかったです。
Q.SwingJournalゴールドディスク第7期第100弾に選定されましたがこれはどういう主旨のものですか?
A.権威あるジャズ音楽の専門誌でジャズファンに認められたということです。選ばれた理由は独自のものを完成させる力がある。自分のカラーを前面に押し出せる力があるということです。
Q.これからのコンサート予定を教えてください。
A.5月15日大阪のMr.Kelly'sであります。全国をまわりますのでホームページをチェックしてください。
Q.ジャズを聴いたことのない人のために楽しみかたを教えてください。
A.硬くならず、素のままで聴いて欲しいです。

前日、日本橋のディスクピアでミニライブがありました。男性ファンが多数で、安井さん曰く「ファン層が偏ってるので老若男女に聴いて欲しい」と話されてました。CDで聴くより凄く力強くてぜひナマで聴いて欲しいと思いました。
新譜からと前回のアルバムからと題名は内緒でと演奏された曲は「上を向いて歩こう」でした。みんなが知ってる曲をジャズのテイストを入れるとこんな風になるんだよと説明されて、ジャズに少しでも親しめるよう絶えず考えておられるんだなと思いました。作曲もされてオリジナル曲も素敵でした♪
(インタビュアー 坂口由希子 取材日:2008/4/7)