第1回 佐田玲子さん <プロフィール>
出身地:長崎県 千葉県在住
存在感のある声と、天性の相対音感・リズム感に支えられたボーカルには定評がある。「歌の上手さでは、兄・さだまさし以上」と言われている。「肉声に近い、女歌を唄いたい」と彼女は語り、常に、心に響く歌を目指している。生楽器を大切にしそれらの楽曲は、今の時代に暖かく、優しい。また、その不可思議なキャラクターから醸し出されるタレント性も注目を集めTV・ラジオ等のパーソナリティーとしての活動も盛んだ。

とってもキュートな玲子さんが来阪された機会に、アーマーミニョンの事務所にお越しいただき、 僭越ながら私達OLライター2名で、玲子さんにあれこれ四方山話をインタビューしました♪
Q. この世界に入られるきっかけは?やはりお兄様の影響大でしょうか?
玲子:兄が「さだ企画」を立ち上げる時に、「スタッフ足りないからヨロシク!」って入社させられました。 "白鳥座"を兄がプロデュースする時も、「4人のコーラスバンドを組みたいんだけど、メンバー足りないからヨロシク!」って。
<心の声> 兄は強しですね・・・
Q. 音楽活動はいつから始めたのですか?
玲子: 自分の意思でバンドを組んだのは、高校3年生の時。 最後の文化祭で、「何かやろう!!」って事になって。 でも一番最初は中学3年生の時、兄が"グレープ"でメジャーデビューする前のステージで「ドラム足りないからやって」って。 家でひたすら練習しました。夜はドラム叩けないから、雑誌をドラムセットの形にセットして練習するの。 ステージで失敗して迷惑かかんないように!って。
Q.初めてのオーディエンスは?オーディエンスを前に歌った時の感動は?
玲子:その中学の時は、ホント迷惑かかんないようにって必死だったから感動って解らなかったけど、高校の文化祭は感動しましたよ! スゴイ盛り上がったし、友達も演劇出たまんまの格好で花束持って応援来てくれたり。
Q.じゃあ、スゴイ思い出深いですよね〜♪
玲子:うん、思い出深い。スゴイ楽しかったし。 毎日メンバー7人集まって、私の家で練習して。半年くらい練習したかな〜? 家来るのに皆178段の階段上ってきて・・・、長崎って坂道と階段ばかりなんですよね。
<心の声> 本当に楽しそうに話す玲子さん!
Q.曲創りに行き詰った時には、パッと切り替える方ですか?それとも煮詰める?
玲子: とことん煮詰める方!
Q.煮詰まってどうしようもなくなったらどうなるんですか?
玲子: 何か変な事始めちゃいます。突然お化粧始めたり、時間無いのにコーヒー入れてみたり。 何とか現状から逃げたいんだろうね。
Q.へ〜、いわゆる"奇行"ですね?
玲子:そう、兄がねまだ家に居た頃、曲創りに入るとやっぱり家族皆がシーンとするの。 そしたら3時間くらいたって、そろそろガマンの限界が来た頃「トン・トン・・・」って階段下りてくる兄の足音がするのね。 「ガラ!」って襖開けて入って来た兄の格好! 夏でTシャツ・短パンなのに手袋して首にはマフラーグルグル巻きにして、ニットキャップなんかかぶって・・・。 皆ビックリしてると兄はひとしきりはしゃいで、また部屋に戻って曲創るんです。 その時の兄の気持ち、今なら解るな〜。
Q.絶句! え、じゃあ玲子さん、ストレス感じますか?
玲子:感じますよ!特にソロになってから・・・。皆が私を見てるんですもん! ライブ前もモチロン緊張しますし。 でも兄が、「それが普通だよ。緊張しなくなったら終わり。」って。 一度、ステージに立っちゃうと平気なんですけどね。 むしろパフォーマンス出来る喜びの方が大きいかな?
Q.じゃあ玲子さんのストレス解消法って何ですか?お酒は飲まれますか?(と、酒好きの私にははずせない質問)
玲子:仕事かなぁ。パーソナリティのお仕事なんかで、自分の伝えたい事や意見をしっかり言うでしょ。 それがストレス解消になってるみたい。 とにかく溜めないの。言いたい事はきちんと言って、誤解されそうならきちんと説明して。 間違ってたら、すぐ謝ります! お酒は、やっぱり翌日の仕事を考えるとアンマリ飲まないかな? ビールと焼酎1〜2杯。
<心の声> やっぱり、私と違ってプロだわ〜。コントロールするのね・・・
Q.話は変わりますが、今年も同じ日に"長崎ライブ"をされたのですか?
玲子:8月6日の"ふるさとコンサート"ですね。 今年から"さだ企画"がはずれて、地元の方が中心となって手作りのコンサートになりました。 動員数も3万人から1,200人くらいに減りましたが、長崎の今の平和を皆で堪能しようっていうムード満載で とっても感動しました。もちろんスタッフもボランティアで、私達出演者も自分で機材組み立てたりと。 終わった後の達成感が、全然違いましたよね。 高校生1万人署名運動もあって、高校生達がアカペラで歌って、みんなで平和をかみしめて・・・ 本当に良かった♪

Q.年の活動の中で、一番思い出に残っている事はなんですか?
玲子:全部思い出なんですけど、初めて特別養護老人ホームにコンサートに行ったんですね。 初めはコンセプトが解らなくて、「私は誰に向かって発信するの?」って思ってたら、依頼された方が 「職員達に癒しをあげて下さい。」って言われて。 ああ、そうか、普段一生懸命介護して自分が癒されるなんて思っていない人達にも癒しは必要なんだって思いました。 そして実際出かけてみると、機材も無くて中庭にカラオケとテントが張ってあって。 私がテントの下で歌うのかな?って思ってたら違って、おじいちゃんおばあちゃんや家族の方、職員の方たちがテントにいて・・・。 それで私の立ち位置が妙な傾斜がついてて、唄いにくかったんですけど皆一生懸命聴いてくれて。 中庭に出て来れない職員の方やおじいちゃん、おばあちゃんにはスピーカーを通して聴いてもらって。 最後は、全員で"ふるさと"を合唱して。 そしたら認知症のおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に歌ってくれて。 涙が出るほど感動しましたよ。 スタッフの方の意見に従って、CDも販売したんですけど・・・ 私はナンカおじいちゃん、おばあちゃん達に対して商売してるみたいで嫌だったんですけど・・・ 「良いんですよ!」って言われて。
<心の声> 良いんですよ!だって皆感動して、大切な思い出になったんですもん! 思い出を取り出して、繰り返し聴けるなんて最高ですよ! だから、これからも堂々と販売してあげて下さい!
Q.今年も残すところ12月の1ヶ月のみとなりましたが大阪ではどこに行けば玲子さんに会えますか?
玲子:12月24日(火・祝日)に大阪のamHALLで17:00からChristmas Concert〜Ave Maria〜をやります!! 抽選会やポラロイドの2ショット写真撮影会もやりますので、きっと皆さんに楽しんで頂けます! 是非、いらして下さいね! 毎年テーマを決めて、物語風に綴って行くんですが、今年のテーマは"夢"です。 「あなたが一番逢いたい人は誰ですか?」って言うコンセプトを中心にファンタジックに仕上げてます♪
Q.最後に大阪に来られたら必ず行くお店などありますか? おススメのお店があれば、教えて下さい。
玲子:最近、必ず行くのは梅田の "はがくれ" かな? 生醤油うどんね♪ 前は"山本"(十三/ねぎ焼き)や十三の"がんこ"にもよく行ってました!
と、すべての質問に丁寧に答えて頂けました。 長時間に渡りましたが、本当にありがとうございました。 コンパクト・ボディに秘められたパワーとパッションは半端じゃなく、常に自己表現オーラ全開で とっても魅力的な玲子さんでした。時間が有れば、もっともっとお話したかったな。 皆さんも是非この機会に、amHALLへ行って下さいね☆
(インタビュアー OLライター:東山冬実、坂口由希子 取材日:2007/11/29)
最後にアーマーミニョンネットをご覧の皆様とファンの皆様へ、佐田玲子さんのメッセージが届いています。
音楽を始めたいきさつや楽曲作りのエピソードやコンサートでの面白いエピソードを聞かせていただき、プロの厳しさを感じました。
印象に残った話は8月6日恒例の「長崎ライブ」で、「音楽を聴いて平和を噛みしめる」という言葉は同感です。平和だから音楽が聴ける幸せを日本人はもっと感じなければいけないと思いました。
新譜のミニ・アルバム「Ave Maria」は聴いていて癒されました。「ノアの箱舟」は地球温暖化についての 歌で地球上のすべての人が考えていかないとダメだと思います。
11月7日発売の去年のクリスマスコンサートのCD「Present」は、歌(自身の歌と他の歌手の歌)と語りの構成で、ホントのお話かと思って、佐田さんに話したら一笑されましたが、ホントにサンタがいるような感じでした。