ミュージシャン・インタビュー(第6回)

二胡演奏者 野沢香苗さん

<プロフィール>
野沢香苗(Kanae Nozawa) 12月2日生まれ、福井県出身。女優として出演した舞台で「二胡」と出会い、魅せられ、以来二胡奏者として活動を続ける。中国の民族楽器としての二胡にとらわれず、様々なジャンルの音楽に取り組み、そのしなやかな指が奏でる艶やかな音色は多くの聴く人の心を魅了している。EXILE、宇崎竜童などのアーティストとの共演も果たし、2006年10月には、愛・地球博閉幕1周年記念ミュージカルにも出演。数々のレコーディングへの参加をはじめ、コンサートやディナーショー、TV出演等に活躍の場を広げている。2007年1月、ユーキャンより日本人二胡奏者として初のメジャーデビュー。

<野沢香苗さん オフィシャルHP>
http://www.nozawakanae.com

 

☆二胡の音色で働く女性を癒したい

中国の民族楽器「二胡」とは あまり馴染みがなく、知らない方のほうが多い気がしますが、お借りした CDを聞いてみたら これがすごく綺麗な音色で、びっくりしました。カバー曲には「蘇州夜曲」「スカボロフェア」「涙そうそう」他あります。癒し系音楽でした。

アーマーミニョンの事務所に現れた野沢香苗さんはとても綺麗な方で、
やはり、さすが女優さん。。。と思いました。
役不足ですが いくつかインタビューさせて頂きました。♪♪

 

Q.女優さんとして出演した舞台で「二胡」と出会い、魅せられたそうですが、「二胡」のどのような部分に惹かれました?
A.「二胡」の音色は非常に歌に近い部分があって、メロディーを歌うような感覚なんですね。音色がとっても女性の声に近いと言われていて、イメージも広がりやすいんです。

Q.弦が2本なので 「二胡」という名前でしょうか?この名前の由来をご存知でしたら教えてください。また、他の楽器と比べて 違う点はなんですか?
A.中国の楽器には「二胡」以外にも「三胡」「四胡」もあって、「二胡」の特徴は、弦が2本の間に弓が挟まっています。この弓を弦に触れながら動かして音を出していきます。ニシキヘビの皮が張ってあるのは「二胡」だけですね。この楽器はシルクロードからきているのですが、胡椒(コショウ)もこちらから来ているという由来があります。漢字に「胡」が付いてますよね。
日本の楽器に「二胡」と同じような「胡弓(コキュウ)」と呼ばれるものもあるんですが、こちらは三味線を小さくしたような楽器で、二胡とは全く別な物です。はじめは「二胡」も「胡弓」と呼ばれていましたが、最近では中国の楽器のほうは「二胡」と呼ばれるよう区別するようになってきたんです。

 

最新アルバムは、女性の思いをテーマにして少し冒険も

Q.「二胡」の演奏で苦労されたことはありますか? 難しいですか?
A.「二胡」の楽譜は数字譜で表現しているので分かりやすく、五線譜が読めない人でも大丈夫ですよ。
ギターと違って弓が楽器部分から浮いているので力のかけ方で音が全然違うため、感覚で引かなくてはいけない点が難しいかも知れません。
最近ではOLさんで習っている方が増えてきているようですよ。


Q.2007年1月に、ユーキャンより日本人二胡奏者として初のメジャーデビューをなされましたがデビューのきっかけは?
A.どうお話すればいいいのかな??(笑)
はじめのきっかけはコンサートに来て頂いて紹介していただいた、という感じでしょうか?

(♪♪ユーキャンさんが野沢さんの音色に惹かれた・・・て事ですね。)

Q.今年の1月2日に 東京の表参道ヒルズで スパイラルライブを行われたそうですがお客様の反応はいかがでしたか?
ご自身も緊張なされましたか?

A.私の曲を聴きに来た方・・・という設定ではなく、たまたま買い物に来ていた方に、聞いていただいているので、初めて聴く楽器「二胡」の音色を気に入っていただけるように、楽器のイメージを壊さないように、という部分が気になりました。

Q.野沢さんのファン層は、どういった方が多いのですか?
A.私の曲はイージーリスニングやヒーリングの音楽になるので30代女性や年配の方、働いている方が多いですね。CDショップでも癒し系のコーナーに置いて頂いている場合もありますので、若い方というよりは働いて少し疲れている方・・・ですね。

Q.3月12日発売の セカンドアルバム「月花」を聞かせて頂いたのですが その中でご自身が歌われている「蘇州夜曲」という曲がございましたが、歌のほうもお上手ですよね。こちらの曲をご自身の歌われる曲として選曲なされたのは、どうしてですか?
A.「二胡」を始めた当初から引いていた曲が「蘇州夜曲」なんですね。この曲は日本の方が作っているんですね。曲名が中国ぽいですが、日本から見た中国をイメージした曲で服部良一さんが作曲されてるんです。作詞は西條八十さんです。

Q.今回のアルバムは デビューアルバムの「Naturally〜水と光〜」と違う点はありますか? どういった点を意識されましたか?
A.前作はデビュー作品ということで自己紹介的に作りました。今回のアルバム「月花〜Sincerely」は女性の思いをテーマにしていて、少し冒険もしています。ターゲットはやはり女性ですね。

Q.今夜 この後に心斎橋の 中国料理「大成閣」で、ディナーコンサートがあるんですよね。どのようなコンサートになるのですか?
A.ピアノ・チェロ・二胡の演奏になります。お食事をしていただいたあとにゆっくり演奏を聴いて頂きます。クラシック的な編成でゆったりとした感じになってます。

(♪♪北京ダックを堪能したあとに野沢さんの曲が聴けるんですよね。私もぜひ、行きたかったです。(≧∇≦)bがんばってくださいね。)

Q.活動の場はおもに東京ですか? 今後の大阪でのご予定は? また、大阪の印象は?
A.そうですね。東京が多いですね。でも呼ばれればどこへでも伺いますよ。大阪へは夏ごろコンサートの予定です。大阪はすごくにぎやかな町で、人に興味がある町という感じでファンの方も熱い方が多いですね。東京は私もそうですが、いろんな地方からの寄せ集め・・という感じですが、大阪は違いますね。以前にも大阪へは何度かライブで来ています。
日本橋やそごうにも行きましたよ。生まれが京都なんです。福井から京都は近いですよね。話すときは、たまに京都弁がでることもあります。

Q.今後の目標は?
A.今はコンサートは、ライブハウス他のスペースでの演奏が多いのですが、やはり、大きなコンサートホールでの演奏をおこなってみたいですね。

Q.野沢さんの中で、「二胡」と女優との両立はどのようにお考えですか?
A.女優をすることにこだわってはいませんね。というより今は二胡奏者としての活動がほとんどです。ただ2006年にミュージカルで白蛇役を演じました。セリフを話すのではなく楽器(二胡)で表現しました。ステージの中にストーリーがあって演じながら演奏しているんです。今後もそのような形でお芝居に携わればと考えています。

Q.ボーカルとしてのアルバムも今後出していきますか?
A.常に歌も表現の一つとして 出していきたいですね。アルバムの中に必ず1曲は入れていきたいです。コンサートでも何曲かは、歌っています。

 

インタビューを終えて

♪♪この後の心斎橋でのディナーコンサートのリハーサルに向われた、
お忙しい野沢さんでしたが、緊張のインタビューもあっという間に楽しく過ぎました。
野沢さんはとっても気さくな方でした。
目の前で「二胡」の生演奏も聴かせていただけて とっても感動でした。
頂いたCDにサインも書いて下さって、嬉しかったです。☆ ☆〜(σ。σ)♪

メッセージ

最後にアーマーミニョンをご覧の皆様へ、メッセージです。

 

セカンドアルバム「月花〜Sincerely」 3月12日発売中
デビューアルバム「Naturally〜水と光〜」発売中

(インタビュアー IT関連 平岡めぐみ 取材日:2008/3/25)