OL調査隊女性の夢、憧れを自ら体験してレポートする人気コーナーです。

「紀の川流域お宝めぐりツアー」 に行ってきました。

●世界遺産、グルメ、癒し・・・魅力満載の和歌山北部

皆さんは、和歌山県と聞かれて思い出すものは何がありますか。
最近では白浜の双子パンダが有名ですが、那智の滝や串本、熊野古道など和歌山県南部の観光地を思い出す方が多いと思います。でも、和歌山県の南部に行くには最低1泊旅行が必要とお思いの方に、和歌山にはもっと近場で楽しめるところがあることをご紹介します。

私たちOLライター2名が参加したツアーはプレス向けツアーのため、全く同じスケジュールのツアーは販売されていません。そこで、いくつかの地域に分け観光地とそのポイントをお知らせします。

私たちが参加させていただいたツアーは和歌山県北部に点在する観光地でした。
例えば、和歌山市内の観光スポットや高野山の観光スポットなどは大阪市内からJRや南海電鉄を利用して片道たった1,000円で近くまでたどり着けるという近場でありながら、あまりの近さにドライブで通り過ぎてしまったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、その通り過ぎてきた中には、産地直売所がいっぱいあって、大阪などの都市部で販売されている野菜が、和歌山では半額や3分の1の価格で購入できるものがたくさんありました。
例えば、ゴーヤ1本50円、玉ねぎ3個100円、早生のみかん9個100円など、私はツアーのことなど忘れてしっかり野菜を購入して帰ってきました。
そして、地元で取れる野菜やくだものを使ったレストランやジャムなど、おいしいもの盛りだくさんの旅でした。

 

<伊都郡かつらぎ町の観光>
丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ) 世界遺産登録

高野山と最も関係が深い神社。高野山を訪れるなら丹生都比売神社も一度は行ってみたい。

☆180社を超える神社の総本社!
創建は1700年前、応神天皇が社殿と和歌山県の北半分の土地を領地として寄進してつくられた神社で、丹生都比売大神という天照大神の妹を祀っている神社です。また、この神社は、全国にある丹生神社88社、丹生都比売大神を祀る108社、摂末社を入れると180社を超える神社の総本社です。

☆この神社のポイント!
1200年前、弘法大師が高野山に寺を建立したいと考えたとき、高野山は丹生都比売神社の領地でした。そこで、弘法大師は嵯峨天皇に申請し、高野山を丹生都比売神社と一緒に守ることにしたのです。
弘法大師は高野山に寺を立てる前、丹生都比売神社を敬い先に神社を建立しました。その後、高野山全体を金剛峯寺の領地とし、その中に神社を取り込む(寺の中に神社がある)形で、現在の高野山が完成。丹生都比売神社と高野山は強い結びつきができたのです。

☆神社と寺の融合!
日本は元々神道の国でした。そこに弘法大師が仏教を伝え、お互いの領域を汚すことなく、お互いを敬う形で発展していきました。その多くは神社と寺が隣合わせに建てられることで、お互いの領分をいかしながら発展していったのですが、丹生都比売神社は寺の機能を取り込んだ形で発展。そのため、鳥居には屋根がついた珍しい形をしています。
また、丹生都比売神社は弘法大師より高野山内に建てられた神社も祀っていただきたいとお願いされ、高野山内の神社で祝詞を読むようになったそうで、古い文献によると、丹生都比売神社の宮司が祝詞を読み、その後に高野山で修行をするお坊さんたちが仏教を唱えるということを交互に繰り返したとされています。

☆世界が不思議がるこの神社!
世界の人たちには、異なった宗教が同じ建物の中でけんかをすることなく存在することはなかなか理解できないことで、特に神社と寺が融合するきっかけとなった丹生都比売神社は特別な存在として世界遺産に登録されることになりました。ユネスコのホームページの英語版などには、その特異な存在により価値があると書かれています。

■所在地:伊都郡かつらぎ町上天野230  アクセス:JR和歌山線笠田駅バス29分 同妙寺駅タクシー15分  拝観時間:自由 拝観料金:境内参拝自由

 

<紀の川市の観光>
のんびりと時間が流れる中で歴史と自然を満喫したい。

紀の川市はその名の通り紀ノ川沿いにある市で、華岡青洲の生誕の地です。おいしい空気の中でハイキングしていると、時には色とりどりのパラグライダーに乗った人たちを目にすることができます。
歴史と自然、どちらも一度に体験したい方にはお勧めの場所です。

粉河寺(こかわでら) 西国三番札所

☆紀州徳川家が再建した由緒正しき寺
1200年以上前、大伴孔子古(おおとものくじこ)によって開創。その後、秀吉の兵乱にあい全焼しましたが、紀州徳川家の保護や信徒の寄進によって再建。大門をはじめ、ひとつひとつの建物が大きく迫力あるたたずまいを感じさせてくれます。

☆重要文化財が皆様をお出迎え
はじめに皆さんが目にする大門、境内の中ほどに建つ中門、そして、千手堂(9月末改修予定)、これらすべて重要文化財です。特に、中門に掲げられている「風猛山」という文字は、紀州徳川家十代藩主、治宝(はるとみ)候直筆の書です。見落とすことなくご覧ください。

☆独特の庭園はとても雄大 国指定名勝
こんな庭園見たことない。と、誰もが思うほど独特な形をしており、その後ろに建つ本堂に負けないほどの力強さを感じます。一般的に寺の庭園といえば、枯山水などきれいな模様に敷き詰められた砂や、どこか懐かしさを感じさせてくれるような大小の植木が点々と植えられているというものが多い中、この庭園の植木はどれも大きく、それ以上に石の配置がとてもおもしろい。
紀の川市にいったら、是非この庭園をじっくり観賞して欲しい。

☆217年ぶりのご開帳
平成20年10月1日〜31日まで、「秘仏千手千眼観世音菩薩」が217年ぶりにご開帳されます。今回を逃すと、次のご開帳がいつ行われるのかわかりませんので、この機会に是非ご覧ください。

■所在地:紀の川市粉河2787  アクセス:JR和歌山線粉河駅から徒歩15分   拝観時間:8:00〜17:00  拝観料金:境内自由、本堂内陣拝観300円

 

まる乕(とら)本店

粉河寺から歩いて10分。創業110年の老舗料理店で天然鮎を召し上がれ。


粉河駅から粉河寺に向かう途中に老舗料理店があります。
粉河寺にお参りし、天然鮎を食べてほっと一息つくと、都会では味わえない贅沢なひと時が過ごせるはず。


お勧めの品は、鮎寿司(1本1300円)。紀ノ川でとれた鮎を炭火で焼き、秘伝のタレで上品な甘さに味付けしています。その他にも、鮎の塩焼きや天ぷらもおすすめです。

■所在地:紀の川市粉河1797  アクセス:JR和歌山線粉河駅から徒歩5分  営業時間:9:00〜19:30  定休日:月曜日

<和歌山市の観光>

和歌山市の観光スポットといえば、和歌山城とその周辺の庭園などもありますが、ゆっくりのんびりしたい人にお勧めなのが駅長のたまと、紀三井寺。市内中心部から少し離れたところにある2つの場所は、京阪神地区から十分日帰り旅行できます。今日はいつもと気分を変えて、ちょっとだけ遠出したいときにお勧めの場所です。

和歌山電鉄貴志川線

☆赤字路線が大変身、かわいい電車にお乗りください
2006年4月より新しい経営体制になった和歌山電鉄。JR和歌山駅からたった30分で終点の貴志駅までたどり着くこの電車に、現在、いちご電車とおもちゃ電車が走っています。(発車時刻等は和歌山電鉄のホームページでご確認ください)また、2009年3月からはたま電車も登場予定です。他では見られないラッピング電車に一度ご乗車ください。

☆おもちゃ電車には工夫がいっぱい
おもちゃ電車はその名の通りおもちゃがいっぱいの電車です。車両にはフィギュアをはじめかわいいおもちゃが展示される他、缶バッチなどが購入できるコーナーがあり、電車の中限定のおもちゃも販売中です。シートも工夫がいっぱいで、3〜4席毎にシートの模様や背もたれが異なるだけでなく、ベビーベットも設置。日よけカーテンも竹製や布製と数え上げればきりがない楽しさ。どうぞ、乗ってみてお確かめください。

☆たま駅長は貴志川線で一番偉い人(?)
貴志駅で働くたま駅長をご存知の方は多いはず。でも、このたま駅長、元々は貴志駅の隣にある小山商店さんの飼い猫でした。たまが飼われていた小屋に立ち退き命令が出たとき、飼い主の小山さんから駅で飼えるようにして欲しいという要望を受け、社長はたまを面接。たまは無事に駅長に就任し、駅に住めることになったのです。2008年駅にガラス張りの小屋が完成し、たまは勤務時間中そこで二人の助役(猫)と待機しています。

☆貴志駅にはパークアンドライドで行こう
たまが駅長を勤める貴志駅には駐車場がありません。そこで、車で行きたいとお考えの方は、伊太祁曽駅の近くにある駐車場(駐車料金:一日200円)に車を停め、伊太祁曽駅から電車で貴志駅までお越しください。現在、土日はいちご電車とおもちゃ電車の両方が走っています。行きと帰りで別々の電車にのってみるのもいいかもしれません。

☆今後のイベント
2008年10月18日(土)、2009年から新たに加わるたま電車のデザインの発表をかねたイベントが伊太祁曽駅で行われます。どんなデザインになるのか気になる方は、当日伊太祁曽駅に行かれてはいかがでしょうか。

<たま駅長の勤務時間>
夏季(6月1日〜9月30日):9:00〜17:00
冬季(10月1日〜5月31日):10:30〜16:30   お休み:日曜日

 

紀三井寺 西国二番札所

☆山を切り開いた見晴らしのいいお寺で、大きく深呼吸

大門のある山のふもとから本堂のある高台まで231段の階段を登ると和歌山市内が見渡せる絶景ポイントに付きます。登る途中に多少疲れてきますが、その疲れを吹き飛ばすくらいの景色のよさと、木々に包まれた気持ちよさで、きっとあなたも深呼吸してみたくなるかも。

☆名水を使ったコーヒーを飲んで休憩
頂上にある喫茶店では、日本名水百選に選ばれた三井水(さんせんすい)を使ってコーヒーを入れてくれます。疲れた体にほっとしみこむこのコーヒー、是非一杯召し上がってください。

☆日本一の高さを誇る大千手十一面観音菩薩像
今年5月に新しい観音様が開眼されました。その高さなんと12m。立像としては日本で一番高い千手十一面観音菩薩像が、皆様のお越しをお待ちしております。

☆21年ぶりのご開帳
平成20年10月10日〜20日まで、「本尊・十一面観音像」と「千手観音菩薩」が21年ぶりにご開帳されます。本来は50年に一度のご開帳ですが、今回は特別に西国巡礼中興の祖である花山法皇の千年忌を記念した結縁ご開帳を実施します。

■所在地:和歌山市紀三井寺1201  アクセス:JR紀勢線紀三井寺駅から徒歩10分  拝観時間:8:00〜17:00(大観音像拝観8:30〜16:30)  拝観料金:200円(ただし、大観音像拝観合同券300円)
秘仏拝観時間:9:00〜16:00  秘仏拝観料金:1000円

 

紀三井寺はやし アットホームな雰囲気

紀三井寺の山すそにホテルと土産物屋を構える紀三井寺はやしがあります。土産物は一般的なせんべいなどのお菓子から、近くで取れた野菜の産地直売所までと品揃えは幅広く、アットホームな雰囲気があります。
こちらのお勧めは小鯛雀寿司で、新鮮な小鯛を酢に漬け、伝統の味付けをした寿司飯で握っています。お値段は一人前7貫で1200円からです。

■所在地:和歌山市紀三井寺673  アクセス:JR紀勢線紀三井寺駅から徒歩10分  営業時間:8:00〜22:00  定休日:無休

(OLライター  木村M)

 

「紀の川流域お宝めぐりツアー」A

根来寺(ねごろでら)

秀吉の焼き討ちの弾痕が今も残る!

高野山の座主となる覚鑁上人が1126年、この地に鎮守の祠と僧房を建てたのがはじまり。のちに、高野山内衆徒との教義上の対立などから高野山を追われ、根来で新義真言宗総本山の基礎を築きました。1288年に一乗山大伝法院根来寺となり、室町時代末期の最盛期には坊舎2700余、寺領72万石を数え、根来衆とよばれる僧兵1万余を擁する一大軍事集団に。1585年、秀吉の根来攻めでほとんどを焼失し、大塔(国宝)と大師堂(重要文化財)以外の建物は、江戸時代に復興したもの。そして、秀吉の根来寺焼き討ちの際に延焼を免れた多宝塔(根元大塔)には、この時の火縄銃の弾痕が今でも残っています。
根来寺の寺名は、地名から来たもの。この根来の地名の由来は定かではないが、嶺凝(ねごり)の転語で、葛城連峰がこの地で凝れる地形から名付けられたと言われています。

☆大伝法堂 (正面から見て右)

覚鑁上人が根来の地へ移った後も、高野山の大伝法院は弟子たちの活動の地だったが、覚鑁上人が亡くなられた後、学僧によって高野山を引き上げ、覚鑁の死の約240年後、この根来の地に大伝法堂が建立され、覚鑁の教え・新義真言宗の勉学が始められたといわれています。現在の大伝法堂は1801年に再建され、この堂は真言宗のもっとも大切な修法を伝える道場で、僧侶の厳しい修行の場となっています。

☆大塔 (中央)

国宝。高さ40メートル、幅15メートルの日本最大の多宝塔。「多宝塔」とは二層一階建ての塔で、通例、初層(裳階)の平面が方形、上層が円形に造られる。この塔も、初層の外見は方形だが、初層内部には円形の内陣が造られており、円筒形の塔身の周囲に庇を付した、多宝塔本来の形式をとどめている。内部には12本の柱が円形に立ち、そのなかに四天柱が立っています。

☆大師堂 (左)

真言宗を開宗された弘法大師空海上人像を本尊として祀っている。創建は大塔と同時代の建造物で天正兵火から残ったもので、内部の仏像を安置する壇とあわせて国宝に指定されています。

■所在地 :和歌山県岩出市根来2286  アクセス :(車)阪和自動車道泉南ICより岩出方面へ約20分
(電車)JR和歌山線岩出駅からバス約20分、「根来」下車徒歩約15分
拝観時間:4/1〜10/31 9:15〜16:30  11/1〜3/31  9:15〜16:00
拝観料金:大塔・大伝法堂・名勝庭園共通拝観料 大人(中学生以上)500円 小人無料
0736−62−1144

食と医と健康のテーマパーク

青洲の里

食と医と健康のテーマパークだけあり、地元の人が作った食材を使用し、味付けやカロリーそして塩分などが緻密に計算されていると思われる料理が満載!もちろん、華岡青洲にちなんだテーマパークなので、「医」に関する色んな展示もあります。関西圏なら日帰りで十分楽しめる、休日のちょっとした遊び場所として、おすすめのテーマパークです。

☆「春林軒」
文化元年(1804)年に全身麻酔下での乳癌手術の成功をおさめた、全身麻酔の始祖である、華岡青洲先生の住居兼診療所で医学校でもあった建物群。
営業時間 10:00〜17:00(※11〜2月は16:00迄)
入館料(春林軒・展示室共) 大人600円 小人300円

☆「フラワーヒルミュージアム 展示室」
施設は建築家黒川紀章による設計で、華岡青洲ゆかりのマンダラゲの花をモチーフにしたとされています。展示室には、華岡青洲が使った手術道具や華岡流医学の貴重な資料と春林軒に関する資料などがおかれています。
営業時間 10:00〜17:00(※11〜2月は16:00迄)

☆「レストラン華」「パン工房ヒルベーカリー」「ふるさと物産ショップ」
地元でとれた旬の食材を使ったヘルシー料理が楽しめる「レストラン華」。南側のテラス席からは山並みと斜面下のふれあい農園の眺望が得られます。米粉を使ったパンを製造販売する「ヒルベーカリー」は、小麦粉高騰でいま注目の的。物産ショップでは、どれも手作りで、地元農産物を使ったおみやげ品やこんにゃく、米みそや清酒などなどがあります。

所在地:和歌山県紀の川市西野山473
アクセス:JR和歌山線名手駅から徒歩約20分(車で6分)
レストラン華営業時間:11:00〜16:00(最終入場15:00)  バイキング90分(土日祝は1時間)
пF0736−75−6008(青洲の里)
定休日:毎週火曜日、祝日の場合は翌日休み
料金: 大人1380円 小人840円 幼児500円 3歳未満無料

(マスコミ関連 OL  藤野 H)

 

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