女性の夢、憧れを自ら体験してレポートする人気コーナーです。
{試写会がスタートするまで}
初めての体験ルポということで、気合が入りすぎたのか、集合時間の30分前に会場に着いてしまい、どうしたものか・・・と考えて、ふと何気に入口付近まで行こうとしたら、もうすでに長蛇の列が出来ていて、びっくりしました。
家族連れがほとんどでしたね。
特に小学生が多いように感じました。アニメ映画ということもあってなのでしょうか、子供達が早く見たい!!とお母さんやお父さんに駄々をこねてる風景を何度も目にし、このときに私はこの「河童のクゥと夏休み」は子供達に特に注目されている作品なんだと思いました。
会場に入り、試写会が始まるまで、ドキドキ。案内をしていただいた席は、一番前。しかも「マスコミ席」という紙が張られてあり、ひとりでなんだかそわそわしてしまいました。
しかし、しょっちゅう松竹の関係者の方が何度も声を掛けてくださって嬉しかったです。そして、だからこそ素敵なショットとお話を逃さず聞くぞ!!と気合が入ります。
奄美民謡曲と「小さな恋の歌」(モンゴル800のカバー曲)、「夏のしずく」(今回の主題歌)を熱唱。大山百合香さんは、奄美群島の沖永良部島出身で、小さな頃からご両親が毎日のように歌を歌っていたそうで、畑仕事でしんどくなった時に皆で歌を歌って励ましあっていたり、歌は日常の1つだったようです。
本当に胸に響く素敵な歌声を持つ方だな〜と思いました。彼女の歌を聴いていたら、どこか癒される、現実を忘れて浸ってしまうような、ちょっと一休みしてくださいねっと声を掛けられた・・・そんなほっとできる歌声の持ち主でした。
百合香さんが、主題歌「夏のしずく」を熱唱されたとき、会場の皆さんが、なんだか口ずさんでいるようなぐらい、心地良いメロディーでした。きっと、本当に口ずさんでいた方がいらっしゃったかもしれません。
原恵一監督は試写会のトークタイムの時におっしゃっていました。
主題歌を決めるキーポイントとして、大山百合香さんに映画をみてもらって意見を聞きながら、作ってもらったそうです。歌は映画のエンドロールで流れ、お客さんに映画の余韻に浸って帰ってもらう大切な役割だと思うので、監督さんと歌手の方の中で意見交換ができている事はすごく大切な事だと思いました。

誰もが1度はテレビで見た事がある「クレヨンしんちゃん」。その映画版「クレヨンしんちゃんシリーズ」を何本も監督を務めて、たくさんの賞を受賞されている原恵一監督。
まずは、「関西はお久しぶりですか??」と司会の方からの質問に「関西はあまりこないので今回は久しぶりに来ましたね〜。」と一言。
私は心のなんかで(これからもっと遊びに来てくださいよ〜!!)(きっともっと面白い楽しい街と思うはずですよ〜!!)なんて関西アピールをしていました。(笑)
そして映画の話に話題は変わります。
原恵一監督にとって、この映画の題材となる小暮正夫さんの児童文学「かっぱびっくり旅」と出会いは大きかったようです。それは、今から20年ほど前、原恵一監督が27、8歳の頃はオリジナル作品の映画がほとんどなくなり、人気漫画を題材にしたものが主流になり、このままではアニメは映像化部門になってしまうと不安を感じていたそうです。そして、映画以外でも題材になる作品を探し続けていた中で
児童文学「かっぱびっくり旅」との運命的な出会いがあったようです。
さまざまな葛藤と苦労を乗り越えて、20年経った今年、アニメ映画として上映する事ができたのです。
原恵一監督はおっしゃっていました。
この作品は胸を張ってみてもらえる作品だと。そして、すごく時間が掛かったこともあり納得の行く作品にもなったし、反対に「見てください!」と簡単には言えないくらい真面目な気持ちで、皆さんに伝えていきたいと。
この言葉はどーんと胸にきました。そして、監督の意気込みがひしひしと感じました。
そして、大事に大事に暖めて愛している物語であり、皆さんにみてもらう事で、今にも増して原恵一監督にとって誇れる愛する作品になっていくんだろうな〜っと思いました。
私は、アニメ映画ということもあって、最初は子供達が楽しめる作品だという観念があったのですが、監督の話を聞いていて、この作品は、子ども達ももちろん、それ以上に大人の人にも楽しんでみてもらえる、いや、見たほうがいいんじゃないか・・・という気さえしてきました。
この作品には、想像の世界とかファンタジーとか、決して夢物語ではなく、日常には変わりないんだということ、そこに「河童のクゥ」が日常にでないだけで、家族の問題だったり、友達との問題だったり、とても大切なメッセージがたくさんちりばめられていると思いました。
会場にクゥの大きなぬいぐるみがおいてあって、子ども達が喜んで写真を撮ったり、手を繋いだりしていました。すごく微笑ました。今年の夏 河童のクゥとの出会いが皆さんの素敵な出会いになりますように。
是非映画館まで(7月28日(土)〜公開 全国ロードショー)足をお運びくださいね!!
(欠陥ロケット・渡辺展子)
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