株主優待同好会というホームページを運営している、Techanです。今回から、「OLのためのかんたんマネー講座」というタイトルで、連載をさせていただくくことになりました。
いままでは、個人向け国債やデパート積立など、元本割れするリスクがない運用方法について解説してきましたが、今回は5回目ということで、もう少しハイリスク・ハイリターンな金融商品を紹介したいと思います。今回は外貨預金について取り上げます。
外貨預金とは、アメリカドルやユーロなど、日本円以外の通貨で運用してもらう預金です。例えば三菱東京UFJ銀行の場合、アメリカドルで1万ドル(約120万円)を1年間預金すると、360ドル(約43,200円)の利息をもらうことができます。日本円の1年定期で120万円を預けた場合の1年間の金利はたったの4,200円ですから、そのアメリカドルで運用するメリットがわかります。
しかし、残念ながら外貨預金はメリットばかりではありません。まず、日本円からアメリカドルに両替する場合に手数料が必要になります。一般的な都市銀行の場合、アメリカドルの外貨定期預金預け入れの際に1ドルにつき1円、引き出しの際にも1ドルにつき1円の手数料がかかるとのことです。先ほどの1万ドルを1年間預けた場合だと、あわせて20,000円も取られる計算になり、利息の約半分が手数料で帳消しになってしまうのです。
ただし、ソニー銀行では25銭しかかからないなど、銀行によっては為替手数料は異なりますので、少しでも有利に運用したいという方は、各銀行の金利と為替手数料をトータルで比較してみてください。
参考サイト 価格ドットコム外貨預金 http://kakaku.com/gaikadepo/
次に、為替の変動について記述したいと思います。
円安・円高という言葉はよく聞かれると思いますが、外貨預金には為替変動リスクがあります。円安ドル高とは、ドルに対して円の価値が下がるという意味ですので、あなたのアメリカドル預金は為替差益が出ることになります。例えば、1ドル=120円で1万ドル預金して、1年後に1ドル=125円だった場合、利息の他に、50,000円の為替差益を得ることができるのです。一方、円高ドル安とは、ドルに対して円の価値が上がるという意味ですので、あなたのアメリカドル預金は為替差損が出ることになります。例えば、1ドル=120円で1万ドル預金して、1年後に1ドル=115円になってしまった場合、利息はもらえても、別途50,000円の為替差損が出て、結果的に当初投資した120万円から、お金が減ってしまうということになります。
為替の変動は様々な要因が複合しているため、先を読むのは専門家でも難しいといわれています。外貨預金は魅力的ですが、そういうリスクがあることも念頭に置いておく必要があります。
【 Techan プロフィール 】株主優待同好会( http://www.techan.info/kabuyuu/ )の管理人。
36歳会社員。兵庫県在住の2級FP技能士。
趣味は旅行で、JALのマイルを貯めることにはまっています。マイルをためるために飛行機旅行をするという本末転倒なこともやっているとか。