"たこりん"は、犬が好き、猫が好き、動物が大好きな愛玩動物飼養管理士1級の資格を持つペットライター。文章だけでなく、写真に収めたいと、3年前からはペットカメラマンとしても活動しています。そんな彼女が、愛するペットたちのちょっといい話から泣ける話、しつけの仕方などを、徒然に書いていきます。

6月14日に発生した宮城・岩手内陸地震では、崩れた山や道路に自然の脅威を感じました。都会の地震と違って、山間部では地形を変えてしまう地震の怖さを知りました。
被災者の方たちは危険なところから避難し、不安な日々を過ごされています。人命第一なので、まず、人々の避難が一番に考えられます。
でも、やっぱり心配なのが、残してきたペットなど動物たちです。
ペットたちも突然の大地震、そして飼い主さんがいなくなったところで、さらに不安な日々を過ごしています。住民の方たちが避難するとき、ニュースで、鎖につながれたままのわんこの姿を見かけました。しかもそのわんこのまわりには落石してきたのでは? という石がゴロゴロ落ちていました。
どうなったのかとっても気になりました。
一関市厳美町の9人の住民の方たちは、地震の4日後の一時帰宅でわんこ6頭と猫ちゃん一匹のペットたちを連れてかえることができたそうです。ただ、わんこは久々に会えた飼い主さんに喜んで飛びついてきたそうですが、猫ちゃんは姿を見せず、連れ出せなかった子も多かったみたいです。連れ出せなかった飼い主さんはどんなに心配な思いをされていることでしょう。
現在、避難所にはペットスペースも設けられ、獣医さんやボランティアの方たちのケアも行われているようです。
こういう自然災害のとき、まず人命が第一に考えられるのですが、ペットと一緒に暮す人にとっては家族同然のペットを置き去りにすることは、自分の身を切られるような辛さです。だからこそ、災害時にペットにどうしてあげるべきかも考えておかなければなりません。
まず、救助は人が当然、優先です。ペットが残される可能性は大きいのです。そのためペットのための備蓄は最低でも1週間は用意しておかなければなりません。
また、避難するときや避難場所での待機を考え、ゲージ、キャリーに慣らしておくことも大切です。また、安全面からもハードタイプのゲージを用意しておきたいものです。
そのためには日ごろから一番落ち着く場所としてトレーニングをしておきましょう。
嫌がる子をいきなり無理に押し込むとトラウマになりますのでご注意。少しずつ、おやつで誘導して、自分から入っていくようにします。最初は入る時間を短くします。少しずつ時間を長くしていき、ペットが自分の安心できる場所であることを教えていきます。
ゲージに入れることが可能なら、地震などでパニックになっている子も運びやすくなりますし、避難所でも一緒に過ごしやすくなります。
このほか、災害時、できれば持ち出したいペット用品として、首輪・リード、鑑札・迷子札、消臭剤、ドライシャンプー、おもちゃ・ガム、ビニール袋、トイレシーツ。もちろんドッグフードや水も用意しておきます。
また、迷子になったときのために写真も用意しておくほうがいいでしょう。飼い主さんと一緒に写っているものだと、自分が飼い主であることがより証明しやすくなります。
災害時、人用の避難グッズも必要ですし、なかなかこれらをそろえることができないかもわかりませんが、用意しておくこと、また、避難シュミュレーションを家族で行っておくもペットたちを守ることになります。
そして、もちろん日ごろからのコミュニケーション、しつけが避難後の生活にも大きく役立つことはいうまでもありません。