"たこりん"は、犬が好き、猫が好き、動物が大好きな愛玩動物飼養管理士1級の資格を持つペットライター。文章だけでなく、写真に収めたいと、3年前からはペットカメラマンとしても活動しています。そんな彼女が、愛するペットたちのちょっといい話から泣ける話、しつけの仕方などを、徒然に書いていきます。
今年の4月から、メタボ健診がスタートしました。40歳以上の健康保険加入者を対象に健診を行うのですが、それほどまでに「メタボリックシンドローム」が私たち現代人には深刻な状況になっているのかもしれません。
ただし、それは人だけに限らないのです。

(写真左:本来のイタリアングレーハウンドの体型。決して、痩せすぎではありません。 写真右:これは、ブタちゃんでした。ブタちゃんの本来の体型です。でもわんこやにゃーちゃんがこうなると危険ゾーンです。 )
テレビの動物番組でもよく取り上げられているのが「デブネコ」「デブイヌ」。見た目はかわいいのですが、でも、やっぱり肥満はいろいろな病気の原因となります。
心不全、糖尿病、脊髄症、ヘルニア、脂肪肝、肝硬変、関節疾患、鼻ペチャわんこだと呼吸困難などなど…。人も同じですよね。
肥満、即、これらの病気というわけではありませんが、確実にじわじわと影響がでます。だから、人間ではこれらの病気を予防するために「メタボ健診」が始まったのです。
野生の動物では肥満はありえません。過剰に食事をとるということがないからです。
でも、ペットとなると話しは別です。人と同じ生活を送り、さらに、とってもかわいがられて、おやつに食事にと、過剰に与えられると、自然と肥満になってきます。
以前、テレビでみたチワワはなんと、約7`もありました。普通チワワって2`あるかないかです。散歩をするのも「ハァハァ」。階段にお腹が使えてのぼることができません。
この子は多頭飼いされていて、食事の様子をみると、自分の分が終わったら、他の子の分まで横取りして食べていました。
あきらかに食べすぎです。
このままだと、危険ということで、専門家の指導のもと、ダイエットに入ったチワワちゃん。基本は食事制限。もちろん、他の子の食事を分捕るなんて厳禁。「いけない」ということを教え、学習させます。これは、教えることで可能なのです。
あとは運動です。無理をさせてはいけないのですが、嫌がるからといって、運動をさせないと、ますます肥満が進みます。
その子は3カ月で1・5`近く体重が減少していました。これはチワワにとっては、ものすごいことです。ブラウン管を通して、よく頑張ったね〜とほめてあげたくなりました。
「タッチンぐ〜」でメタボ健診
ただ、肥満って、体重だけではわからないものです。ダイエットに成功したチワワちゃんは、たしかにウエストあたりにもくびれらしきものができていました。
「脂肪」は筋肉よりも軽いので体重が軽くても、意外と脂肪がついていることがあります。逆に筋肉質だと体重が重くなります。
わんちゃんやネコちゃんは身体を触ってみると、あきらかに「ぽにょぽにょ」と気持ちいいさわり心地だと、ちょっと危険。肋骨に触れないとなると、かなり脂肪がついています。そうなると、食事制限や運動をお薦めします。
もちろん、獣医さんなど専門家の方のアドバイスに従って行うのがベストです。
最近はペット用の体脂肪計もあるので、チェックしてみるのもいいかもしれませんが、とりあえずは「タッチンぐ〜」。ペットのメタボ健診はまず、「飼い主さん」の役目です。