"たこりん"は、犬が好き、猫が好き、動物が大好きな愛玩動物飼養管理士1級の資格を持つペットライター。文章だけでなく、写真に収めたいと、3年前からはペットカメラマンとしても活動しています。そんな彼女が、愛するペットたちのちょっといい話から泣ける話、しつけの仕方などを、徒然に書いていきます。
前回に続き、医療ネタになってしまいますが、今回は「ペットの義足」があることをご紹介します。
つい最近、あるイベントの撮影会でわんこたちの撮影をさせていただきました。朝からたくさんのわんこたちが飼い主さんに連れられ、会場にやってきました。
どの子もとっても愛されている様子。ほんとに幸せそうなわんこファミリーばかりで、私も幸せな気分になりました。
撮影しているなかで、とっても小さなミニチュアダックスフントがいました。思わず「まだ子犬ちゃんですか?」と聞くぐらいです。でもすごく動きは活発で、しかも写真慣れしている子で、とても撮りやすいのです。
ただ、後ろ右足に靴下を履かせていたのが、少し気になったのですが、怪我をしてるのかなと思っていました。撮影の後で飼い主さんと少しお話をしたら、その子はもう2歳で、しかも靴下を履いた後ろ足は「義足」だったのです。
とても義足だとは感じさせない走りっぷりなんですよ。もう一頭の同居わんこと、仲良くじゃれあいながら、芝生を駆け回ります。

(ウランちゃん)
そのダックス、ウランちゃんは右後ろ足パッド部、左後ろ足指2本、尻尾が2/3程度が、ないそうです。
飼い主さんのブログのプロフィールを見ると
「お母さんのお腹の中から二週間も早く出てきて、足をママのお腹の中に忘れて来たあわてんぼぅさん今は義足を付けて走り回る」とありました。
2カ月しかないわんこの妊娠期間を考えると、2週間の早産はかなり危険です。いろいろ飼い主さんのブログから調べてみるとやはり、1度は安楽死を宣告されたそうです。でも元気な産声に、ブリーダーさんが4カ月まで育て上げ、現在の飼い主さんのもとにやってきたそうです。

(ウランちゃんと同居わんこのキララちゃん)
わんこの義足というと、もう随分前に、川村義肢鰍ニいう人の義足を作る会社が骨肉種で脚を失ったシェパードのために義足を作ったということを知り、取材をする段取りを進めていたことがあります。そのときは、残念ながら飼い主さんの体調不良ということで流れ、結局、取材には至りませんでした。
その子は病気のために亡くなってしまいましたが、義足を付けたシェパードととして、随分、話題になりました。その後、川村義肢ではペットの義足の部門を作り、対応をされてきたようです。
ウランちゃんもこの会社で初めての小型犬の義足として、作られたようですが、現在、使っているのは飼い主さんの手作りだそうです。試行錯誤で、何回も作り直しています。でも、本当に義足を付けているようには見えません。体は小さいけれど、めちゃめちゃ元気で活発です。やっぱり飼い主さんの愛情の賜物のなのでしょうね。
前回の献血もそうなのですが、日々、ペットの医療は進化しています。あきらめていた病も治る可能性が高まっていますし、ハンディキャップを持ったペットたちも元気に長生きしています。でも、それは飼い主さんの温かい愛情があるからこそ、可能にしています。やっぱり大切な家族なのです。
ウランちゃんの飼い主さんのブログ「あわてんぼうウランと南の島からきたキララ」
http://plus-wan.a-thera.jp/
ペットの義足に取り組む会社の紹介
http://home.att.ne.jp/moon/positioning/po/dogsandcats.htm