"たこりん"は、犬が好き、猫が好き、動物が大好きな愛玩動物飼養管理士1級の資格を持つペットライター。文章だけでなく、写真に収めたいと、3年前からはペットカメラマンとしても活動しています。そんな彼女が、愛するペットたちのちょっといい話から泣ける話、しつけの仕方などを、徒然に書いていきます。

鑑札を付けていますか?

鑑札装着の義務

 前回、「マイクロチップ」について書きましたが、現在、わんこの所有主を照明するものとして「鑑札」を付けることが法律で定められています。
狂犬病予防法には
「第四条  犬の所有者は、犬を取得した日(生後九十日以内の犬を取得した場合にあつては、生後九十日を経過した日)から三十日以内に、厚生労働省令の定めるところにより、その犬の所在地を管轄する市町村長(特別区にあっては、区長。以下同じ。)に犬の登録を申請しなければならない。ただし、この条の規定により登録を受けた犬については、この限りでない。
2  市町村長は、前項の登録の申請があつたときは、原簿に登録し、その犬の所有者に犬の鑑札を交付しなければならない。
3  犬の所有者は、前項の鑑札をその犬に着けておかなければならない。 」
と、あります。


こんなタイプの子には、まだ付けられそうです


でも、こんな子に付けるのはちょっとかわいそう

大きすぎ、ダサすぎ

 でも、この「鑑札」を付けているわんこ、正直、ほとんど見ません。なぜなら、おしゃれではありません。さらに、大きな問題は「サイズが大きすぎます」。
  自治体によってサイズ、デザインは多少異なりますが、だいだい縦3〜4cm、幅も3cmくらいはあります。チワワなど小型犬には首輪に付けることは不可能です。チャームとして付けるにも大きすぎるのです。
  また、ステンレス製のプレートで出来ているので危険な場合もあります。最近ではわんこを傷つけない、おしゃれに見せるなどと、鑑札ケースが市販されていますが、やっぱり中型犬以上でないと、なかなか付けづらいのです。
  私もよく、小型犬を飼っている人からは「大きすぎる」と聞きます。私も3`ほどの小さなヨークシャテリアの愛犬にはつけていませんでした。
  さらに調べてみると、狂犬病予防注射済札というものも付けなければならないとあります。まさに「どんだけ〜」状態です。


これは鑑札ではありません。

おしゃれな「鑑札」に

 でもこの「鑑札」や「狂犬病予防注射済み札」を付けていないと厳密に言えば違法です。もし、迷子になって処分されても文句が言えないのです。
  現状、迷子札などをつけていて、飼い主さんが特定されればそんなことはないのですが、法律で義務付けられていることは確かなこと。
  そんな「鑑札」のデザインを変えようという声が、今、いろいろなとこからあがっています。
小型犬が増加していることもあるためか、今年の春からはデザインも自由化されたそうです。
そこで、早速、具体的に動きを見せたのは、東京の世田谷保健所。2009年からデザインを変更、しかも著名な商品デザイナーのデザインでおしゃれなものに変るらしいです。
『ファッション性を高めて、装着率を高め、殺処分される迷い犬を減らす』ことを目的として取り組むそうです。
  こんな取り組みはどんどん、他の自治体にも広まってほしいもの。
  正直、何十年も変っていない「鑑札」のデザインは時代にそぐわないだけでなく、昔の毛並みフサフサ、がっしり体型の日本犬を対象にしたとしか思えません。
  今、飼い犬の大半を占める、きゃしゃで、おしゃれで、小さなわんこたちには、どうみても似合いません。
  自治体の皆さま、よろしくお願いします。

※ちなみに私の住む尼崎市の鑑札、狂犬病予防注射済みの札はこんな感じ。
ご参考までにリンクページです。
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/iryou/pet/051inutouroku.html

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