"たこりん"は、犬が好き、猫が好き、動物が大好きな愛玩動物飼養管理士1級の資格を持つペットライター。文章だけでなく、写真に収めたいと、3年前からはペットカメラマンとしても活動しています。そんな彼女が、愛するペットたちのちょっといい話から泣ける話、しつけの仕方などを、徒然に書いていきます。

マイクロチップって…

110頭の犬を飼う人

 最近、北海道で110頭もの犬を飼っている女性がいて、近隣から苦情がきているというのをワイドショーで見ました。多頭飼いの問題はよくあります。
  彼女はかなり広大な敷地を購入し、そこで飼育しているというものの、一人で飼っているので当然、一頭ずつの面倒はきちんと見ることは不可能です。また、柵の外に出ている犬もいて、近所の人たちはいつ、事故が起きないか心配と話していました。

 一番驚いたのは、近所の人の飼っていた猫がいなくなったのは犬に食べられたからだろうという声に対し、彼女が「自然の摂理。それが共生」と話していたことです。
  動物を愛している人から、こんな考えがとびたすなんて。そもそも、近所の人に迷惑をかける飼い方が「共生」とはいえないのでは…。

 さらに問題なのは「狂犬病の予防注射」を受けていないことです。「日本では50年間発生してないので必要ない」との意見でしたが、その意見にも疑問を感じます。
  以前にも紹介したように、島国といえども、今、すごく危険な状態にあります。とくに北海道はロシアから無断で連れてこられた犬が上陸する危険性も高いのです。
  もし、ここで狂犬病が発見されれば、当然、この110頭の犬たちは処分されてしまいます。これが本当の愛情なのかな…。


保護された子犬たち。今はセラピードッグとして活躍しています。

12mmのマイクロチップ

 「マイクロチップ」の話しといいながら、なかなか本題に到達できませんね。
  でも、そもそも彼女がこんなに多くの犬を飼うようになった理由は、無責任な飼い主がいたからです。犬好きの彼女が拾った犬を飼うようになり、そのことが広がると、ここでなら飼ってくれるというので、わざわざ彼女のところに捨てに来る人が増えてきたそうです。以前、取材したペットレスキューの団体でも同様のことを話していました。

 飼えなくなったからと、人に押し付ける、捨てる、保健所に持ち込む…。
  こんな無責任な飼い主を管理することも含め、今、「マイクロチップ」の導入が進められつつあります。「マイクロチップ」は直径2mm、全長12mmの円筒形のICチップで、ペットの体内に埋め込み、読み取り機で個体の認識をするというものです。
  迷子になったり、盗難にあったり、また災害時、事故などの身元確認をすることが可能です。
  ただ、現状はデータの互換性が整っておらず、全国共通ではありません。埋め込みも飼い主さんの任意によります。
  もし、このマイクロチップが法的に規制され、全国的に導入されると無責任な飼い主はすぐに判明し、安易に捨てたりはできなくなります。ただ、そこまで行政が追求してくれるかは疑問ですけどね…。

 また「安全性」への疑問など、まだまだ導入は限られています。そして、まだまだ否定的な意見が多いようです。
  とっても小さなものですが、それでも体内に埋め込むことへの抵抗感はぬぐえません。大丈夫かな? 痛くないかな…? 将来的に何か変調がおきないかな? そんな心配を取り払ってくれるちゃんとした説明があれば受け入れる人も増えるかもしれませんね。
  ただ、任意だと、あくまでも無責任な人は多分、埋め込みはしないでしょうね…ハァ〜。


ノラちゃんですが、耳が欠けているのは不妊手術をしている印です。
 

マイクロチップについて
NPO法人アナイスのHPに詳しく紹介されています。
http://www.animal-navi.com/navi/ready/mc/mc.html

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