「ボージュ広場へ」
冬のパリが好きである
底冷えする寒ささえ我慢できれば
冬のパリは絶対に趣きがあり
魅せられるはず
すべてが絵になり
画家たちがこぞって
絵を描く気持ちもわかる気がする
そんなパリを歩いているうちに
ボージュ広場に行きついた
ここはパリ最古の広場だという
夏場はこの広場で日光浴を楽しむ人が
後を絶えないというが
冬に広場は静かだった
広場を囲むようにして建つのが
「カトリーヌ・メディチの屋敷」と称されるお城だ
お城を見渡しながら
タイムマシーンに乗った気分で
当時を思い浮かべても見た
中世のパリが頭をよぎった
歴史的な場所にたたずむ私に
あいさつするかのように
木枯らしが舞った
風邪を引く前に
近くのカフェに入り
温かい飲み物で
冷えた体を温めよう
[文・YOKO]
「芸術の丘モンマルトルへ行こう」
芸術の街、パリに
出会いたいなら
「殉教者の丘」の意味をもつ
モンマルトルへ行こう
サクレクール寺院が立つ
小高い丘モンマルトルには
ユトリロやルノワールなど
かつて多くのアーティストが
住んでいたという
モンマルトルの墓地に行けば
世界的に名を馳せた画家たちが
名を連ねているのには驚く
今もなお、
モンマルトルの丘にある
テルトル広場には
アーティストたちが集まり
似顔絵を描いたり
作品を売ったりしている
今は無名でも将来有望な
芸術家に出会えるかもしれない
わくわくした気持ちにさせてくれるのも
モンマルトルならではである
[文・YOKO]
初夢
一富士、二鷹、三茄子。
縁起のよい日本の初夢の
代名詞だが、
私はメルヘンチックな
初夢を見た。
多分、あれは夢だった。
私はなぜか、
おもちゃの国にいた。
いろんなおもちゃに囲まれて
幼い子どものように
目を輝かせながら
はしゃいでいた。
夢の中は平和だった。
おもちの国には
戦争もなく、差別もなく、
いじめもなかった。
そして、夢の中の国は
空気からして
幸せに満ちあふれていた。
もし、そんな国があったら
楽しいだろうなと夢の中でも
つぶやいていた私。
そして、おもちゃの国では
2007年初めから
平和会議が開かれていた。
[文・YOKO]

