"たこりん"は、犬が好き、猫が好き、動物が大好きな愛玩動物飼養管理士1級の資格を持つペットライター。文章だけでなく、写真に収めたいと、3年前からはペットカメラマンとしても活動しています。そんな彼女が、愛するペットたちのちょっといい話から泣ける話、しつけの仕方などを、徒然に書いていきます。
時々、通る道に気にかかる飼い犬がいます。玄関先につながれたまま、いつも寝ています。暑いも寒い日も。つまらなそうにひたすら眠っています。それしかすることがないからでしょうね。今ではこういう飼い方をする家庭は少なくなっていますが、その犬を見かけるたびに心が痛みます。
その子はなんのために飼われているのでしょうか、たとえ食餌や居場所は与えられても、その子の目には生気がありません。
犬は本来、群れで生きていく動物です。飼い主さんは犬にとって安心して頼れるリーダーとなってほしいのです。
一度、その子のそばで飼い主さんと思われる年配の女性が近所の人と立ち話をしているのを見かけました。でもやっぱりその子はいつもの通り、寝ていました。まるで関心がないように。自分の犬生をあきらめているかのようで、また悲しくなりました。
大好きな飼い主さんがそばにいるとき、犬はその人を見つめ、嬉しそうな顔をしています。いかに相手にされていないかが想像できます。
別の家で同じような犬を見たことがありますが、老犬と思われるその子はずっと玄関先でいました。寒い雪の日も。ブラッシングもされていない様子でした。そしていつの間にか姿がみえなくなり、しばらくして犬小屋も片付けられていました。
こんな飼い方、本当にして欲しくないでのす。忙しくてもたとえ1時間でも犬とコミュニケーションを取ってほしいと思うのです。
こんな犬たちをみると思い出すのが谷口ジローさん「犬を飼う」という漫画です。ぜひ、そんな飼い主さんたちに読んでほしい本です。次回は、その本をご紹介したいと思います。