"たこりん"は、犬が好き、猫が好き、動物が大好きな愛玩動物飼養管理士1級の資格を持つペットライター。文章だけでなく、写真に収めたいと、3年前からはペットカメラマンとしても活動しています。そんな彼女が、愛するペットたちのちょっといい話から泣ける話、しつけの仕方などを、徒然に書いていきます。
今、ペットを飼っている人のほとんどの人がペットショップで出会ったというケースでしょうね。お店で目が合って、前から欲しくて店に出向いた…。一番、出会いの多いのがペットショップです。
また、最近ではネットで販売なんていうことも多いみたいです。ネットでブリーダーさんと出会い、直接、見に行く、もしくはじっくりと電話で話すなどはまだしも、写真を見て、この子って即買いっていうのは、私としては賛成しがたいです。
ともあれ、ペットがほしいとなったらなんらかの業者さんを訪ねるのが一番多いのです。6月1日から、それらペット業者に対する規制が強化されています。このコラムでも何度か登場している「動物の愛護及び保護に関する法律」が一部改正されたのです。毎年のように改正され、少しずつ、動物の立場にたったものに変化しつつあることは、微々たる進歩でも嬉しいことです。
今回の改正ではペットを取り扱う業者に対して、従来の届出制から「登録制」が課せられるようになりました。そのなかにはインターネットでのペット販売も含まれることになりました。
単に届けるだけでなく、登録制にすることで法律に違反したり、悪質な業者に対して登録が取り消したり、営業停止などの処分を知事が行えるようになります。また、この登録は五年ごとの更新を受けなければなりません。
さらに事業所ごとに「動物取扱責任者」をおき、その「動物取扱責任者」は都道府県知事等が行う研修会をうけなければなりません。ちなみにこの「動物取扱責任者」になれる有資格者は獣医師、愛玩動物飼養管理士、 GCT 、公認訓練士、 JAHA 認定家庭犬しつけインストラクターとなっています。
やっと私の持っている資格も陽の目をみるようになってきたか…。というのは余談ですが。今回対象となるのはペット販売業者だけでなく、出張トレーナーや、ペットシッター、ペットを預かる施設を有するペット美容なども含まれます。
でも、やはり一番、注目したいのはペットの販売業者ですね。何度も書いていますが、どうにもやりきれないケースが多いので、厳しく取り締まってほしいですね。とくに今回の改正では販売に際しては、お客さんに対して動物の特性や状態などの情報を説明するとともに説明書を交付することが義務付けられました。これって、あたりまえのことですが、それがなされていなかった、それがなくても買っていたということですよね。
悪質なペット業者がなくなるには、正しい知識を持った消費者が増えることが一番なのです。何を買うにもそうです。でもペットは「命」。その場限りではありません。法律が改善されるのと同時に、飼い主さんももっと意識を高めて「命」の重さを十分に感じて買ってほしいものです。
私のブログでもちょっと紹介した、トイプードルの桃太くんは、一歳半まで店の狭いゲージに入れられていました。そのため熱いライトで毛がはげてしまったり、酔っ払いの冷やかし客に落とされて怪我をしたりと、本当にかわいそうな日々を過ごしていました。
今、S さんというやさしい飼い主さんに出会い、少しずつ心のケアもなされています。やっと幸せな生活を送れるようになりました。このペットショップではお金を払うまで「生後半年」と言っていたそうです。お金を払ったとたん「一歳半」と伝えたといいます。
S さんにとって、年齢は関係なく、この子が亡くなったペットに似ていたからということで購入されたのですが、あまりにも見え透いた嘘です。これは 6 月からは通用しなくなるというわけです。
皆さん、ペットとの出会い、いま一度考えてみてくださいね。