"たこりん"は、犬が好き、猫が好き、動物が大好きな愛玩動物飼養管理士1級の資格を持つペットライター。文章だけでなく、写真に収めたいと、3年前からはペットカメラマンとしても活動しています。そんな彼女が、愛するペットたちのちょっといい話から泣ける話、しつけの仕方などを、徒然に書いていきます。
今回は、ちょっと辛いお話です。今、かわいいペットたちと楽しく過ごしている人は考えたくないことですが、生き物を飼っている以上、必ず迎えなければならないのが悲しい別れです。
というのも、私が愛犬との悲しい別れを体験してちょうど 10 年を迎えて、少しだけ(それでも少しだけ)冷静に愛犬の死について話せるようになったから。改めて、ペットの死に面したとき、どうすればいいか少し紹介しておこうと思います。
お別れは突然くることもありますし、病気と闘ったのち、または年をとって介護をしたのちと、いろいろなケースがあります。どのような場合にしても、悲しいことには変わりはありませんね。
私の愛犬の場合、心臓病で長くはないと獣医さんから宣告されて数ヶ月。毎日、一日でも長生きしてほしいという日々を送っていました。越えることは無理だろうといわれた夏を過ごし、少し安心していたのですが、 10 月 12 日、とうとう命が尽きてしまいました。
そのとき泣きながらもきれいに毛を梳かし、リボンをつけ最後のお手入れをしてあげました。夜中だったので、朝になってまずしたことは泣きながらの火葬場探しです。
当時はまだ、ペット霊園の数はそう多くありません。電話帳で探し、一番、近いところを選び家族で連れて行くことにしました。
ペットの火葬は市町村で収集、もしくは持ち込みで扱っています。でもそれはごみ扱いという概念があり、どうしてもいやだったのです。
ただ、この原稿を書くのにいろいろ調べると、やはり時代は変わってきていますね。市町村でもペット専用の火葬場を設けていたり、市営の斎場で火葬をしてくれるサービスが増えています。民営のところよりもちろん格安で、住民価格も設けられています。横須賀市では持ち込みの場合、個別火葬もしてくれて、遺骨を持ち帰ることもできるとありました。神戸市でも動物管理センターの動物専用炉で合同葬ですが行ってくれるそうです。
もちろん、民営のペット葬儀社もかなり増えています。民営では葬儀もしてくれる場合がほとんどです。私の愛犬も葬儀をしてくれて、個別火葬してもらいました。ちゃんと遺骨を拾うことができ、骨箱に納めてくれました。ただ、その後のことを考え、共同墓地に埋葬してもらったため、遺骨を持ち帰りませんでした。いまでも後悔しているのは、遺骨を持ち帰ればよかったということです。でも、多分、そうしていたら今でも手元に置いていたことでしょう。お坊さんには「遺骨は土に戻してあげなければならない。そうしないと成仏できませんよ」といわれたので、そのほうがよかったかもしれませんが…。
遺骨を持ち帰る、墓を作る、自宅の庭に埋葬する(あくまでも私有地であること、公園など公共の場所や他人の土地に埋葬するのは違法です)など、様々な方法がありますが、最近、話題になったのが遺灰でつくるダイヤモンドです。
もともとダイヤモンドは炭素からできていて、自然界ではおよそ百万年もかかって出来上がります。それをアメリカのライフジェム社という会社が遺灰を 1 カ月間、約 5000 度で加熱、その後約 20 万トンの圧力をかけダイヤモンドを造成する技術を開発したというのです。もともと人間のために開発されたものですが、愛する人への気持ちは、家族同然のペットに対しても同じです。
日本法人潟宴Cフジェムジャパンとパートナー契約をした ( 有 )G&O では、ペットに特化したサービスを行っています。価格は 0.25 カラットで 39 万 9 千円となかなかいいお値段。さすがダイヤモンドですね。指輪やペンダントにも加工してもらえるので(有料)亡くなったペットの遺灰で作ったダイヤを身につけることで、ずっと一緒という方法もあります。
私の場合は残された愛犬の服や写真が唯一の形見…。それでもずっとずっと心の中にいつまでも生き続けています。それはこれからもきっと変わらないでしょう。
■有限会社G&O
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