"たこりん"は、犬が好き、猫が好き、動物が大好きな愛玩動物飼養管理士1級の資格を持つペットライター。文章だけでなく、写真に収めたいと、3年前からはペットカメラマンとしても活動しています。そんな彼女が、愛するペットたちのちょっといい話から泣ける話、しつけの仕方などを、徒然に書いていきます。

狂犬病 愛するペットたちのおはなし(4)

狂犬病の予防接種

猫この間、人と動物の共通感染症についてのセミナーに行ってきましたので、今回は、そのことについて紹介しようと思います。なんだかむずかしそうだなと思われるかもしれませんが、4月になると「狂犬病」の予防注射の季節。ポスターなどで案内されていると思います。狂犬病の予防注射は法律(狂犬病予防法)で義務付けられています。

私が犬を飼っている時も当然、義務づけられていました。でも、そのときは狂犬病なんてもう流行していないのに、必要なの? と正直疑問に思っていました。だけど、私もいろいろ勉強してみてわかったのですが、狂犬病が流行していない国は世界でもほんのわずかなのです。今でも狂犬病で亡くなっている犬や人は世界には数多くいます。

この狂犬病ももちろん、人と動物の共通感染症です。狂犬病の犬に噛まれたら感染します。また、狂犬病は犬だけの病気ではなく、猫やこうもり、アライグマ、キツネからの感染もあります。牛や馬などにも感染するけれど、噛まれないと感染しないので、やはり噛む危険性の高い動物からの感染に気をつけなければならないのです。

でも、そんな動物にだって、日本では狂犬病が発症してるなんて聞いたことないよと思うかもしれません。だけど、ペットブームの日本には密輸でいろいろな動物が入っていているのが現状です。いつ、どこで発見されるかわかりません。もし、発見されれば大変です。それは国がきちんと管理しなければならないことなのですが…。

だからこそ、せめて私たちができることとして、大切な愛犬を守ってあげるという意味でも狂犬病の予防接種は受けておいたほうが安心です。

犬海外で犬に噛まれたら注意

もちろん、もともと人を守るための法律です。なにしろ、もし、狂犬病に感染して発症してしまったら100%亡くなる病気だからです。しかも、かなり怖い病気で苦しんで、苦しんで、さらにその苦しみが長く続くのだそうです。風が少し吹いただけでも恐怖を感じたり、水が飲みたくても飲めなかったりとかなり悲惨らしいのです。その症状は犬も人も同じだそうです。

ただし、発症するまでにワクチンを打てば治療は可能です。その潜伏期間が長いのも狂犬病の怖いところです。中には6年間という人もいたそうです。海外で犬などに噛まれた場合、その犬が狂犬病に感染していないかを調べてもらうなどきちんと対処しておいたほうが安全です。日本のワクチンは、品質もいいので安心といわれています。ただ、国によってはあまり品質がよくないワクチンで副作用が起きたりもしているそうですが、それも怖いですね。

ブルドッグ狂犬病の予防注射にしても、混合ワクチンの接種にしても効果がある反面、副作用というリスクが無きにしも非ずで、飼い主としては考えるものがあります。私も実際、心配でした。でも、混合ワクチンは、今では、接種してもらうのがあたりまえのように普及しています。やっぱり予防できるものは予防しておきたいですものね。

これって人間の赤ちゃんだって同じですね。それだけ愛犬のために真剣に考える飼い主さんが増えているということかな。だけど、動物から人に感染する病気は、このほかにもたくさんあります。接したあとはきちんと手を洗う、口移しで食べ物をあげないなど節度ある接し方が基本です。そして何よりも、自分のペットの健康をいつもちゃんと見てあげることです。犬でも猫でも、鳥でも爬虫類でも…。調子が悪そうだったら、獣医さんに診てもらうことが、ペットたちのためであり、飼い主の健康にもつながるということなのです。

ほんと、堅苦しい話になってしまいましたが、これはペットを飼うのにはとても大切なことなのです。

「人と動物の共存を考える公開セミナー」は社団法人日本愛玩動物協会が行なっています。
一般の方も参加可能で無料です。
まだ3月にも行なわれる地域があります。
詳しくは http://www.jpc.or.jp/katudo/seminer/seminertop.htm で紹介されています。
写真のわんこ、にゃんこたちと、本文は関係ありませんのであしからず。。

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