"たこりん"は、犬が好き、猫が好き、動物が大好きな愛玩動物飼養管理士1級の資格を持つペットライター。文章だけでなく、写真に収めたいと、3年前からはペットカメラマンとしても活動しています。そんな彼女が、愛するペットたちのちょっといい話から泣ける話、しつけの仕方などを、徒然に書いていきます。

猫 愛するペットたちのおはなし(3)

地域猫、ミーちゃん

猫私は猫を飼ったことがありません。でも実家で暮らしていたころ、近所の人たちでかわいがっている猫がいました。うちのベランダにもやってきては昼寝をしたりしていました。

彼女はミーちゃんという名前で、実は以前は飼い猫だったのですが、飼い主のおじさんが亡くなり、身寄りがなくなったのです。でも、実家の近所は昔ながらの付き合いのある所で、おじさんが亡くなったあとも、みんながミーちゃんを温かく見守っていました。ミーちゃんも適度な距離を保ちつつも、近所の人たちになついて自由きままに暮らしていました。私にも尻尾をあげて擦り寄ってきてはおやつをねだったりしていました。

猫ミーちゃんはご飯がほしかったり、甘えたかたっりしたら誰かの所に現れていました。そして一番気持ちのいい日向ぼっこ場所をいくつか確保して気ままに昼寝を楽しんでいました。今でいうなら地域猫といえますね。そんなミーちゃんも死ぬときは一人でした。ある冬の日、亡骸が発見されました。一番かわいがっていた人がちゃんと葬ってくれたそうです。もう18歳くらいだったので長生きといえるでしょうね。

私は町を歩いていて猫に出会うとなんだかほっとします。犬は法律で自由に歩き回ることを禁止されましたが、猫には規制はありません。飼い猫も自由に散歩を楽しんでいます。そんなのんびりした光景がいつまでも消えないでいてほしいと思うのです。

といっても決して野良猫は幸せではありません。彼らは厳しい生活を送っています。ある獣医さんが話していましたが、野良猫の寿命はせいぜい数年で、世代交代が頻繁に繰り返されているからその姿が消えないのです。

スターになった野良ちゃん

猫野良猫の問題は深いものがあります。糞尿で困っている人もいます。かわいそうだからと一方的にえさだけを与えることは、やはり問題でしょうね。神戸のある公園にはたくさんの猫たちがいます。私も時々、写真を撮りに行きます。みんな野良ちゃんです。

毎日、決まった時間に食餌を運んでくれる人がいるため、その時間になると数十匹もの猫が集まってきます。それらの猫はボランティアグループの人たちによって不妊去勢手術が行われています。それでも、もしかしたら迷惑をしている人がいるかもしれませんが、この公園は野良ちゃんたにとってはレスキュースペースなのです。

猫彼らは警戒心が強く、よほどの人でなければなつきません。そのなかで、人懐こい猫がいて、誰にも体を寄せて甘えてくる子がいました。私も写真を撮っていて近くに寄りすぎるなんてこともありました。すごくいいショットも撮らせてくれました。

はっちゃんというその子は今、有名猫となっています。性格のよさから、お世話をしている人も飼い主さんを探していたところ、八二一さんという写真家に引き取られたのです。今では2冊も写真集が出て、八二一さんのHPでは毎日登場し、たくさんのファンもいます。まるでシンデレラストーリーですね。

でもこんなに幸せになれる野良ちゃんは本当にごくわずか。猫を飼っている人は、できれば不妊去勢手術をして、責任の持てない子猫を増やさないことです。それはかわいそうな野良ちゃんを少しでも減らしていく方法なのです。

八二一さんのサイト「君のニャは」には、はっちゃんが毎日登場。動画も見ることができます。
 http://i821.com/

アーチストサロンというHPには私の作品も紹介されています。その中の写真で木に登っている猫が公園で暮らしていた頃のはっちゃんです。
http://artistsalon.jp/artist-top.html

たこりんのブログ

ほんわか写真帳

コンテンツ
最新の記事
バックナンバー