第1回に取り上げる『ヘッドスパ』とは、簡単に言うと髪と頭皮のエステです。体験者は皆、「気持ちがいい」「スッキリする」と言いますが、いったいどんなことをするのでしょう? Iちゃん・23歳が話題の『ヘッドスパ』に直撃しました。

噂のヘッドスパで艶ヘアに!

 外は少し寒くなってきたけれど、その分、おしゃれにも気合いが入る季節。買ったばかりのジャケット片手に「せっかくだから、久しぶりに髪をおろして女らしくしてみようかなぁ♪」とウキウキしながら鏡の中の自分を見た瞬間に事件は起こったんです!

 夏の紫外線や、毎日アレンジのキープに使っていた強力スプレーによって、私の髪はかわいそうな状態になっていました。毛先はパサパサであらゆる方向に広がりたい放題、髪全体にボリューム感はなく、スタイリング剤でセットしてもどうにもならない…これじゃ、女らしくどころか、ホラー映画の主人公そっくり。何で今まで気づかなかったんだろう…。

このままじゃいけない!と危機感を感じた私は、以前から気になっていた「ヘッドスパ」に行ってみることにしました。(Iちゃん・23歳)
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ボサボサの髪に下がりっぱなしのテンションで私が訪れたのは「WHITEHOUSE(ホワイトハウス)心斎橋店」。ガラス張りの店内は白が基調になっていて、清潔感が溢れ、迎えてくれたスタッフさんたちの笑顔に何だか癒されました。

「ヘッドスパ」をお願いすると紹介されたのはスタイリストの仙波昭宏さん。

この仙波さん、笑顔がステキな男前(証拠写真・ページ下)。まだ24歳ながら、落ち着いた話し方と柔らかい雰囲気は初めてのサロンに飛び込んだ私の不安を消してくれました。「こちらへどうぞ」と案内されたのは、カットなどをするスペースとは別になっている「ヘッドスパ」専用スペース。

見るからに気持ちよさそうなチェアが置かれ、照明はやや暗めで小さめの音で音楽が流れ、落ち着くための空間が演出されています。チェアに座ると、スッとブランケットが掛けられ、仙波さんが膝をついて「ヘッドスパ」の行程を分かりやすく丁寧に説明してくれます。
靴を脱いで、ゆったりと座っているだけで、外とは明らかに違うゆったりとした時間が流れている感じです。

いざ!!「ヘッドスパ」スタート

■1. マッサージ

 まずは、マッサージからスタート。肩と首筋をゆっくりほぐしてもらい、頭も程よい力加減で揉み解してくれました。思わず目を閉じてしまうほどの気持ちよさ!

■2. クレンジング

 次は頭皮のクレンジング。
「少し冷たいですよ」と声を掛けられ、何だか柑橘系のいい匂いが頭上から漂ってきました。このスパでは、心からリラックスしてもらいたいという想いから、フロア全体にも柑橘系のアロマを焚き、クレンジング剤なども柑橘系の香りにしているそう。

クレンジングは、頭皮に蓄積された汚れを落とすのが目的。毎日洗っていてもやっぱり皮脂など落としきれていないものがたくさんあって、毛穴が詰まってしまうらしい。毛穴が詰まるのは健康的で美しい髪を保つには天敵。たっぷり時間をかけてクレンジングしてもらいました。

■3. タオルバス

 頭にタオルを巻いて、その上からお湯をかけて汚れを浮かしていくのがタオルバス。シャンプーをする前の準備のようなものらしい。あたたかいお湯をかけられると、スーッと力が抜けていく感じでした。

■4. リラクゼーションシャンプー

 ただのシャンプーじゃなくてリラクゼーションシャンプー!
汚れを取りつつマッサージもしてくれます。その名の通り、思わずウトウトしてしまう位にリラックス。以前からサロンでしてもらうシャンプーが大好きな私も、このシャンプーには大満足! とても丁寧に優しくシャンプーしてくれます。「これは寝ちゃう人多いんじゃないですか?」と聞いてみると「ほとんどの人が寝ちゃいますね。僕もこれをされたら起きてる自信ありません」とは、マジシャンのような手つきで髪を洗ってくれている仙波さん。そりゃそうでしょう…と薄れていく意識の中で妙に納得してしまいました。

■5. ファンゴ(泥)トリートメント

 次は髪の質感をコントロールするというトリートメント。自分の髪の状態に合わせて、ボリュームアップタイプかダウンタイプのどちらかを選ぶことができます。

ペタッとしていてボリュームのない髪の私はアップタイプを選びました。このトリートメントもなんだかいい匂い!泥のトリートメントというだけあって、色々な泥の匂いらしい。泥の匂いなんて聞くとちょっと抵抗があるかもしれないけれど、何とも言えない懐かしいような、不思議ないい匂いです。
ぜひ体感してほしい!!

■6. スチーマー

 保湿とファンゴを浸透させるためにしばらくスチーマーで蒸気をあてます。
仰向けの状態の私には、何が起こっているのやら見当もつきません。頭に何か被せられたのは感じたのですが、「しばらくこのままで時間置きますね」という声とともに頭上から煙がヴワァ〜っとでてきました。初めは少し驚いたものの、すぐにスチームの蒸気に慣れ、心地よくなり、またしても意識が薄れていきました。

■7. 流し・リラクゼーションマッサージ

 ファンゴを温かいお湯で洗い流した後は、リラクゼーションマッサージ。首筋から肩、肩から腕を左右に分けてじっくりとマッサージ。膝から下の足も希望すればマッサージしてもらえます。

このマッサージは、東洋医学に従事している方とサロンが共同で開発したものだそうで、体の流れにそったマッサージは、痛くなく、体中の力が抜けてダラ〜ンとしてしまいました。最後には季節に合わせたお茶を出してくれました。今回は「ブドウ茶」でした!





全てが終わって…

全てが終わるとヘッドスパのスペースから通常のサロンスペースに移動です。世間話をしながら丁寧にブローをしてもらいました。
約1時間半のスパを終えた髪を触ってみるとサラサラなんて言葉が安く感じるくらいサラサラ!(証拠写真・右)自分の髪を触ってこんな表現はおかしいのかもしれないけれど、気持ち良い触り心地で、ずーっと自分で頭をなでていたいような感覚でした(誰かに…じゃなくて、自分で!という所が淋しい…)。

髪全体にまとまりが復活して、パサパサも解消! スーパーロングの痛みきった髪が甦りました!髪が甦り、体も心もほぐしてもらって、スッと立ち上がったときに明らかに軽さの違いを感じました。テンションは上がりっぱなしです!「シャンプーのCMみたい〜」と何度も何度も髪を触る私…やっぱり女の子だもん!部分的であれなんであれ、きれいになるのは大切だ! と、きれいでいるための努力は必要なんだ! と痛感させられました。

髪をケアするだけではなく、本格的なマッサージまでついた「ヘッドスパ」。「美容院でどこまでするべきかと色々試行錯誤したけれど、結果として何よりもリラックスできる空間を! と考え、トータル的なコースにしたんです」とは私の髪を生き返らせてくれた仙波さん。

全て込みで8400円の今回のコース。私はお得だと思いました。外で頑張って働いて、疲れ切った体と心と髪を一気に癒して、少〜しだけ女王様気分に浸って…そんなのもいいじゃない! あの髪の手触りとゆっくりと流れる時間はぜひ、自分自身で体験してみて欲しい! せっかく女に生まれてきたんだから、きれいでいるための少〜しの贅沢くらいは…ねっ。

ワンポイントアドバイス
仙波さんに「自宅でシャンプーするときの注意点を教えてっ!」と聞いてきました!
髪じゃなくて頭皮を洗う!
シャンプーをしてきれいに洗った後でも2~3時間後には頭皮に皮脂膜が出てくるらしい。もちろん髪にとってはないといけないものなんだけど、放っておくと毛穴がつまっちゃう。爪を立てずに指でもむような感じであくまでも優しく頭皮をマッサージするように洗うのがポイント。
シャンプー・トリートメント剤は合ってる?
普通に売っている市販のものなら失敗は無いはずだけど、重要なのは自分の髪質に合っているかどうか。でも自分ではよく分からない…そんなときこそ美容師さんに聞くのが一番!サロンでの髪のカウンセリングは上手く使うべき!
ちゃんと乾かそう!
生乾きの状態で寝てしまうのはNG。乾かすときにお勧めなのは洗い流さないタイプのトリートメント。様々な種類の物がドラッグストア等で売っているけれど、髪に栄養分を与えるようなタイプの物が特におすすめとのこと。使い方も簡単で、髪を乾かす前に少量を手にとってコームで梳かすだけでまとまりもツヤも違ってくるらしい!

今回、お世話になった仙波さんが、最後に髪のケアについて熱く語ってくれました。

「カラーリングだとか色々と髪にダメージを与えてしまう施術の技術は進歩し続けていますし、注目度も認識も高いですが、それをケアする技術というものももっと注目されるべきだと思うし、これから需要は高まってくると思うんです。まずは、今の自分の髪の状態をきちんと知ること。

そして、少なからずとも髪は傷んでいる場合が多いですから、そのことに気付くことが大切だと思いますね。その場その場の思いつきやその時だけの感情で髪を傷めるようなものに走るのは、結果的にあまり良くないと思います。常に自分の髪を意識してほしいですね。」
その場その場の思いつきという言葉が胸にグサッと刺さりました。今まで散々いじめてきた自分の髪に「ごめんね…」という気持ちになっちゃいました。

「健康で綺麗な髪を守るために色々と提案したり、傷んでいることに気付いてもらうためのきっかけづくりも僕たち美容師の仕事だと思っています。」と揺るぎない感じで語る仙波さんからは、「この人になら髪を任せてみたい!」と思わされるようなプロとしてのオーラが感じられました。

〈問い合わせ先〉
WHITEHOUSE(ホワイトハウス)心斎橋店
大阪市中央区西心斎橋1−4−5御堂筋ビル3F/フリーダイヤル0120-66-7121
URL http://www.wh-style.com
営業平日AM11:00〜PM8:00(受付) 土日祝AM10:30〜PM7:30(受付)/無休(お正月3ヶ日のみ)※芦屋店もあり

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